福島は今が梅雨真っ只中です!
そして、7月に入りようやく東北にも紫陽花の季節がやってきました!
紫陽花はそんな雨の中でもとても鮮やかなキレイな色で私たちを楽しませてくれます!
インスタでも多くの紫陽花の写真が上がっていて、どれもめちゃめちゃイイですよね!!!
東北はこれからが紫陽花のシーズン本番!今から準備しても全然間に合います!
今年は例年よりも遅いので、どこの紫陽花も見頃はまだ続きそうです!
雨具の準備は出来ていますか?さぁ撮影にでかけましょう!
Contents
福島市付近の紫陽花スポット
たくさんの紫陽花スポットがあると思いますが、福島市周辺で私が探した紫陽花フォトスポットがこちらです!
- 高林寺(福島県二本松市)
- 土合舘公園(福島県福島市)
- 船岡城址公園(宮城県柴田郡)
- あじさい参道(山形県山形市)
どこも福島市から車で1時間程度(高速道路使用)で行けるところばかりです。
私が皆さんより一足先に撮影に行ってきましたので写真と共にご紹介していきます!
高林寺【福島のアジサイ寺】
二本松市にある福島のアジサイ寺として有名な高林寺。
「紫陽花 福島」とググると上位に表示される有名な場所です。
私がネットで検索して出てきた写真では「お堂をバックに紫陽花が咲いている絵」だったんですが・・・・・・実際はちょっとイメージと違いました。
お寺の裏には墓地がありそこへ続く道沿いに紫陽花が咲いてあるので、紫陽花とお堂を一緒に収めるのは難しい状況でした。
それとは道路を挟んで反対側(駐車場側)にも紫陽花が植えてあり、そちらの方が写真も撮りやすかったです。
ただ、思っていたよりは規模が小さかったというのが私の印象です。
それと道が狭すぎて歩きづらく背丈が高い紫陽花が多いので、子ども連れの方にはオススメしません。
土合舘公園【福島市内の穴場スポット】
福島市内にある穴場スポットが土合舘公園です。
園内には約5000株もの紫陽花が植えてあるそうです。
ここも撮影時はまだ咲いてないところも多かったですが、程よく広い園内に紫陽花が植えてあって撮影し易かったです。
紫陽花関係ないですがこんな趣のあるベンチや遊具などもあるので、座って休憩したり子どもたちが遊ばせることができるスポットになっています。
船岡城址公園【一年通して楽しめる観光スポット】
桜でも有名な宮城県柴田郡にある船岡城址公園は紫陽花もとてもキレイなんです!
お城の後のなので少し丘のように高くなっていて見晴らしが良く、頂上までは歩くと大体20分〜30分程度かかります。
スロープカーでも行くことも出来るので雨の日や子ども連れでも気軽に観光ができます。
傘を差した子どもってなんか可愛いですよね!
紫陽花の種類も多く、カラフルな紫陽花を堪能する事ができます。
沢山の撮影スポットがありますが、個人的にオススメの映えスポットは頂上付近向かって左側の「梅の里」と言われるエリアです!
両脇とも子どもの背丈ほどの高さに紫陽花が密集していて写真が撮りやすいかったです。
スロープカーを降りてすぐのところなので、歩いて登るのがちょっと大変な小さな子どもと一緒でも行けます。
あじさい参道【一本道の参道が映える◎】
出塩文殊堂へと続く細い一本道の参道で、その両脇に紫陽花が咲き誇る様は圧巻のアジサイ参道は今回一番のオススメスポットです!
専用駐車場は2ヶ所あるんですがシーズン中はすぐに満車になってしまうので、路上駐車をして少し歩くことになるかもしれません。
ですが、それでも是非一度この時期に訪れることをオススメします!
参道はずっと一本道で緩やかな坂と階段が約500m続きます。
アジサイがこの参道に密集して咲いているので撮影しやすいです。
混んでくると退避する場所もなく、他の参拝の方々を避けて撮影するのが難しくなるので、時間に余裕を持って行かれるといいですよ。
アジサイを撮る
インスタに上がっている紫陽花ポートレートはすごくキレイなのにマネして撮ろうとするとなんか上手くいかないですよね。
私もまだまだ実力不足で、今シーズンだけでも何回も撮影してやっと数枚撮れたって感じです。
私の失敗談を振り返り、何がいけなかったのか自分なりに考えてまとめてみました。
反省点
- どこの紫陽花もまばらにしか咲いていない!=緑の部分が目立ってしまう
- 雨の日は特に子どもとの距離感が近い!=レンズ(焦点距離)選びが失敗
- 構図がイマイチはっきりしない!=イメージ不足
この反省点を元に上手く撮れた写真との比較して、改善策を考えました!
望遠レンズを使う!
私が好きなカメラマンのイルコさんもYouTubeで言ってましたが、紫陽花の咲き方って意外とまばらな所が多いんです。
だから、何も考えず写真を撮ると紫陽花の花よりも緑の部分が多くなってしまいがちなんです。
せっかく紫陽花を撮影しに行っているなら望遠レンズを使って圧縮して撮影することでより紫陽花を強調する事ができます!
写真は引き算なんてよく言いますが、写したくない部分を排除できるようにするとよりキレイな写真になりますので、少し長めの焦点距離のレンズを持って行く事をオススメします!
ただし雨が強く降っている時には、子どもと離れる(距離をとる)事が出来なかったりするので望遠レンズでは撮影が難しい時もあると思います。
雨が降りそうな時、小さな子どもを撮影する時は50mm前後の標準域のレンズも準備しておくと便利です。
構図は奥行きを意識!
紫陽花が満遍なく咲いているようなところで、紫陽花をバックに撮影したい!
でもなかなかそういったスポットは少ないんです。
そこで焦点距離が長めの望遠レンズを使ってたりしますが、構図も意識することでより紫陽花を強調する事ができます。
そんな時は放射構図、三角形構図、あるいは対角線構図といったもので紫陽花の奥行きを出す方法と効果的です!
ポイントは紫陽花に対して斜めまたは横から狙う事で、より紫陽花の圧縮効果が期待できる点です!
また構図によって生まれる奥行きによってボケを活かす事もできますし、被写体を奥に配置して視線を誘導する事もできますね。
平面構図は難しい
やっぱりアジサイをバックにした平面的な構図を上手く撮影できるようになりたいです。
平面的な構図の場合、被写体と後ろの背景との距離を近くなりぼけたりしないので、より構図のセンスが問われます。
バランスよく「紫陽花の花」と「被写体の人物」、「新緑の緑」、「地面」といったものを配置する必要が出てきます。
ポートレートでは被写体をアップにして周りをぼかすことがほとんどの私にとってはとても苦手な構図です。
もしだれかコツを教えてくれる人がいたらDM待ってます!
プラスα 「赤」でインパクト!
紫陽花の色は鮮やかでカラフル。それは華やかでキレイなんですが、6月〜7月は新緑の季節になるので周りは緑色が多い時期です。
新緑の鮮やかな緑色の中はとてもキレイな色なんですが、そんな緑色の中で映えるの色が赤色なんです。
緑色と赤色は補色の関係にあるのでお互いがお互いを引き立てる事ができます!
この捕食の関係を使い、子どもの服を赤にしたり傘の色を赤にしたりすることで、そこに目が行くようになりインパクトがあって写真に締まりが生まれます!
是非取り入れてみて下さい!
雨でもお出かけしよう!
東北にはまだまだ素敵なフォトスポットが沢山ありそうです!
そしてこの梅雨の時期、雨が降っているからといって家に籠っていては雨を楽しむチャンスを逃してしまいます。
この時期しか見れない美しい光景・日頃は見れない貴重な景色を見ることができるチャンスなんです!
雨具の準備は出来ていますか?
今週も梅雨空が続きそうです!存分に楽しみましょう!