
以前の記事ではオススメのミラーレスカメラをご紹介しました。
[blogcard url="https://meganepapa.com/camera/camera-10man-2018-2019/"]ミラーレスカメラは一眼レフカメラと違いコンパクト設計のためダイヤルやボタンの数が少なく、撮影をしながらカメラの設定を変更する事が難しくなります。つまり、自分の撮影スタイルに合わせて、あらかじめ設定をしておかないといけないという事です。
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カメラの設定とは?何をしたらイイの?
ミラーレスカメラの多くは、すべての設定をオートで撮影してもキレイに撮る事ができるようになっています。年々オート撮影の機能が充実していますが、それでは自分の意志が反映されにくい、思ったイメージの写真にならない事があります。つまり、「キレイな写真」≠「自分の撮りたい写真」だという事です。
ただし、全てをマニュアルで撮影するなんていう暴挙は絶対にしないようにしましょう。あくまで自分の撮影したい対象や撮影スタイルに合わせてオートの設定をカスタマイズしていくことになります。ただ設定していく項目は沢山るので、その全てに気を配り撮影するのは大変かもしれません。そこで、まずはしっかりとピントを合わせて撮影が出来るように設定しましょう。
ピント調整=AFの設定をしよう!
ピントを合わせる設定の事をAF:オートフォーカスと言います。このAFを使いこなす事で自分の狙った位置にピントを合わせが出来るようになります。何度も言いますが、間違っても自分で狙った位置とは言ってもMF(マニュアルで)でピント合わせをするわけではありません。
AFの設定にはフォーカスモードとフォーカスエリアという2つの設定項目があります。そこで今回はこの2つの項目について解説していきたいと思います。
フォーカスモードの設定
AFの設定に大きく分けて3つのモードがあります。
- AF−S
- ピントを合わせた位置で固定して撮影が出来ます。フォーカスロック。
- AF-C
- ピントを固定せず、動きに合わせてピントが追従します。
- AF−A
- AF−SとAF−Cをカメラ側で自動で切り替えながらピント合わせします。
AF−Aはカメラ側に委ねる部分が多すぎるので、AF−SもしくはAF−Cのどちらかを選択することになります。では、この2つのどちらがいいのかというと、じっくり撮影をしたい方はAF−S、動きのあるものなど瞬間を収めたい方にはAF−Cのモードをオススメします。
理由
AF−Sはピントを固定したまま構図を変える事が出来るので、撮影の幅が広がります。じっくりと自分ペースで撮影が出来るので、特に初心者にはオススメのモードです。ただし、ピントを合わせたまま構図を変えるためにはシャッターボタン半押し状態をキープしなけらばならないのが難点です。ただし、それはカスタム設定で解消する事も出来るので安心して下さい。
逆にAF−Cはピントを固定せず、いま写っている被写体に対してリアルタイムにピントを合わせて撮影するモードです。ピントを固定できない為、撮影中の構図の変更はできません。ピントの合う範囲を任意に設定も出来るので、先に構図を決めてピントを合わせる事は可能です。
随時ピントを合わせていくので、瞬間を逃さず撮影するスポーツの場面や動きのあるものを撮影する場合にはオススメです。ただし、間違って構図を変えてしまったりすると、とんでもない所にピントが合ってしまうので、初心者には少し難しいかもしれません。
フォーカスエリアの設定
フォーカスエリアとはピントを合わせる時の観測点の事です。この設定は大きく分けると、自分で観測点を決めるか、自動でカメラに委ねて観測点を決めるかになります。
自分で観測点を決めて(固定して)撮影する場合は観測点が小さい範囲のモノにします。観測点が複数存在するよりも1つだけに絞って、狙った場所にピントを合わせるのがオススメです。メーカーによって言い方は違いますが、シングルスポット(Nikon)やフレキシブルスポット(sony)などと呼ばれるフォーカスエリアを選んでください。
逆に観測点をカメラ側に委ねる場合はフォーカスエリアを大きくします。フォーカスエリアが大きくなると、その範囲内で自動で観測点が設定されピント合わせていきます。そのため細かいピント合わせを行う事ができませんが、近いところにピントを合わせてくれるので大きくピントが外れる事もありません。この範囲はある程度大きさを指定をする事も出来ますし、指定せず全面を使って観測点を探す事も出来ます。これはグループエリア、ゾーンエリア、ワイドエリア、オートエリアなどと呼ばれています。
最近のカメラのAF=顔AFや瞳AFを使う
最近のカメラでは顔認証や瞳認証の技術が格段にあがっています。ミラーレスカメラではこの技術を使ったAFを使用する事が出来るので使わない手はありません。カメラにそういった機能があるなら、是非使って写真を撮りましょう!
設定方法は、先ほどのようにフォーカスモードやフォーカスエリアの設定とは別になります。また、カメラ毎に設定方法も異なってくるのでそれぞれ確認が必要です。
↓↓↓SONYのカメラ(α6300)をお持ちの方はこちらを参考にして下さい!↓↓↓
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まとめ
自分の意思で狙った位置にピント合わせができるようになると失敗写真がなくなるだけでなく、写真の構図を考えながら撮影ができる様になるのでもっとカメラが楽しくなります。また、設定方法がわかってもどの設定にしていいか分からない方にオススメの設置を簡単にまとめてみたので参考にして下さい!
AFモード | AFエリア | オススメ理由 |
---|---|---|
AF-S | スポット | 応用が効きやすいし、任意の場所にピントを合わせやすい |
SONY ミラーレス一眼カメラ ILCE-6300 ILCE-6300L