夏といえばで向日葵(ひまわり)!
ひまわりの黄色と真っ青な空のコントラストはとても美しくフォトジェニックな景色で、カメラ好きでなくても写真に収めてくなる絶景ですよね。
そんなひまわり畑は全国各地沢山の名所がありますが、実は福島にも有名なひまわりの名所がいくつもあるんです。
今回はその中から1つ「三ノ倉高原花畑(ひまわり畑)」についてご紹介したいと思います。
是非この記事を読んで頂き、最高の夏の想い出の1ページを増やすお手伝いが出来たら幸いです。
この記事の内容
- 福島の絶景ひまわりスポット「三ノ倉高原花畑(ひまわり畑)」に行きたくなる!
- ひまわりの撮り方のコツがわかる!
Contents
三ノ倉高原花畑(ひまわり畑)とは?
この三ノ倉高原ひまわり畑は福島県喜多方市に位置しています。
喜多方市はまちづくりの一環として、市でこの三ノ倉高原に花を植えて観光地として無料で開放しています。(協力金にお一人様200円)
喜多方市では、地域の豊かな自然環境を活かし、交流人口の増加、さらには地域経済活性化を図るため「花」をテーマとした「まちづくり」を進めています。
その事業の一環として、春は「菜の花」、夏は「ひまわり」と、三ノ倉高原を花で彩る「三ノ倉高原花畑事業」に取り組んでいます。
会津盆地を一望できるロケーションで観る「菜の花」や「ひまわり」は圧巻です!
ひまわりの時期
三ノ倉高原のひまわり畑のひまわりが見頃を迎える時期は、毎年8月中旬から9月上旬頃になります。
全国的に比べても見頃の時期が遅くなっているので注意して下さい。
また見頃の時期はその年の気候によって変わってきます。
見に行かれる方は喜多方市の公式HPをチェックしてから出かけるようにしましょう。
ひまわりを撮影するコツ
福島県でもオススメの絶景スポットですので、是非カメラを持参して写真をたくさん撮って欲しいと思います。
そして、少しでもステキに撮影して良い想い出を作ってもらいたいので、ひまわりを撮る時のコツをご紹介します!
青空をバックに撮る!
ひまわりは夏の風物詩!
それならやっぱり夏らしい青空をバックに黄色いひまわりを撮影するのはオススメです!
そのためのポイントは2つです。
- 『朝の7時〜9時の間に撮影する!』
- 『ローアングルから撮影する!』
これを抑えれば誰でも簡単に夏らしいひまわりの写真が撮れるようになりますよ!
1朝の7時〜9時の間に撮影する!
ひまわりは「向日葵」と書くように、花の正面が太陽の方を向いて咲くように育ちます。
つまり、ひまわりの向きはほとんどが東を向き(日が昇る方)になります。
そのひまわりの花を正面から撮るためには、東側から撮ることになるので背景には西側の空を入れることになります。
その空を青々しく撮影するには順光で撮影するのが一番なのです!
特に太陽が東の低い位置にある時間帯(7時〜9時)ぐらいがオススメです。
2ローアングルから撮影する!
写真は「引き算」と言われます。
ひまわりに限らず、写真を撮るなら余計なものを入れないようにするべきということです。
要するにひまわり以外の草花や木々、他の観光客などが入るのは避けたいところ。
その為にひまわりと空以外の物が写らないように、ローアングルからの撮影するんです!!
ひまわりは背が高いので比較的簡単に撮影できますよ。
ローアングルとローポジション
アングル=angleで角度、ポジション=Positionで位置という意味で使います。
- ローアングルはカメラを上に向ける(空の方へカメラを向ける)
- ハイアングルはカメラを下に向ける(地面の方にカメラを向ける)
- ローポジションはカメラの位置を低くする(足元に近づける)
- ハイポジションはカメラの位置を高くする(頭上高く持ち上げる)
逆光でドラマチックに撮る!
青空を入れた順光での撮影は夏らしくコントラストが強く出てキレイな写真が撮れます。
それとは真逆ですが、逆光での撮影もオススメです。
特に夕暮れに染まるひまわりはとてもドラマチックで美しく大好きな光景の一つです。
夕暮れ同様に朝焼けもキレイですが、青空をバックにする時と同じでひまわりの向きを考えると西向きの撮影をしたいんです。
ですから、太陽が西側に沈む夕暮れ時を狙って逆光で撮影する方がよりドラマチックにひまわりを撮影できます。
ですが、個人的にはゴーストもフレアも敢えて入れるくらいの気持ちで撮影することで、よりドラマチックな印象が出てくれたらと思っています!
ゴーストやフレアの影響を弱めたい場合は、太陽の光が直接カメラに入らないような構図で撮影したり、太陽が雲に木々に隠れて光が弱まったところで撮影するといいですよ。
副題を入れる!
やっぱり、ひまわりだけを撮影するよりは副題として人が入ることでより印象深い写真になります。
特に子どもとひまわり、女性とひまわりの愛称は抜群です。
ただ子どもを撮影する場合はちょっとしたコツが必要です。
それは、ひまわりの背丈が高い(大人の背丈より大きいほど)ので小さい子どもでは花から距離が離れてしまうためです。
そこで、子どもを撮影する時の工夫点をいくつかご紹介します。
1肩車をする!
子どもをひまわりの背丈の高さまで持ち上げて撮影することで、物理的な距離を縮めて写真を撮ることができます。
離れたところから撮影する場合でも子どもの顔がひまわり畑より高くなるので、上手く撮影することができるはずです。
または肩車ではなく「高い高い」をした瞬間を写真に収めるのもオススメです!
2ハイポジションから撮影する!
物理的な距離ではなく、二次元的に距離を縮めて撮影する方法もあります。
特に高い位置(ハイポジション)から見下ろす形(ハイアングル)で撮影できれば、一面黄色のひまわり畑の中に子どもを写すことができるのでオススメです!
ただし、ハイポジションになるためには自分がひまわりよりも高い位置から撮影する必要があるため、足台や脚立などが必要になることもあります。
3ローポジションから撮影する!
子どもを撮影する時のコツに「子どもの目線に合わせて撮影する」ことがありますが、それはひまわりと一緒に撮影する時も同じです。
ひまわり畑で子どもの目線にすると、緑色が多くなってしまいひまわり感は薄れてしまいますが、それも含めて子どもを主題にする場合は印象深い写真になってくれます。
ひまわりを主題にするか、子どもを主題にするかでポジションを変えるといいですよ。
三ノ倉高原のオススメポイント
三ノ倉高原花畑(ひまわり畑)は大きく3つに分かれいています。
- 花畑展望台:1番低い位置の花畑。開花時期も1番早い
- くらら南部:第二駐車場に1番近い花畑。
- くらら西部:1番標高が高い花畑。1番の撮影スポット
標高が低いところから咲き始め、開花時期はそれぞれ約一週間ずつズレるようです。
ひまわりの花は1週間から10日ほど楽しめるようですので、くらら西部が7部咲きくらいのタイミングで行くのがベストタイミングです。
オススメエリア
この3つの中で私が1番オススメするエリアが「くらら西部」です!
理由は2つ。
理由1
1つ目の理由が、「くらら西部」は1番標高が高いので景観も1番だということです。
ひまわりだけでなく、会津盆地を見下ろすことも出来る絶景ビューを堪能できます。
また標高が高いことで、空を大きく入れて撮影するのも簡単で余計なものが入り込みにくく最適です。
理由2
2つ目の理由は、3つのエリアの中でこのくらら西部が1番広く、ひまわり畑の中に大きな木々など邪魔なものが少ない点です。
ダイナミックに広い範囲を撮影しても、一面黄色一色で埋め尽くすこともできます。
まとめ
今回は、福島を代表するひまわりスポット「三ノ倉高原花畑(ひまわり畑)」をご紹介しました!
本当にオススメの絶景スポットなので、きっとステキな夏の想い出が出来るはずです。
そしてステキな想い出を沢山写真に残してもらえたらと思います。
福島で良い週末をお過ごしください。