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打ち上げ花火の撮影に挑戦!初心者でも撮れる簡単3ステップ
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皆さん、こんにちは!子ども大好きパパカメラマンのメガネパパ です!
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夏の風物詩といえば《打ち上げ花火》。

誰もがカメラを向けたくなるあの美しい花火ですが、写真にするといまいちキレイに撮れていないことってありますよね。

でも実は基本さえ押さえれば誰でも簡単にキレイな花火の写真を撮ることが出来るんです!

一眼レフカメラやミラーレスカメラを持っている方なら是非挑戦して頂きたいと思います。

そこで今回は「誰でも出来る花火の撮影方法」を3つのステップに分けてわかりやすく解説していきます。

そしてその3ステップを基本としてより美しく撮影するためのテクニックも合わせてご紹介しますので、是非最後まで読んで下さい。

この記事を読むと分かること
  • 一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ初心者でも花火をキレイに撮影できる
  • 花火を魅せる写真の撮り方のコツが分かる
  • カメラの操作ができる=マニュアル操作ができる
  • カメラが上手くなる=写真が楽しくなる!

 

花火の撮影が難しいと感じる理由

花火の撮影が難しいと感じる理由・失敗してしまう原因は、「夜の撮影」という暗い環境で「光の撮影」という明るい被写体を撮影するところにあります。

夜の撮影=手ブレが多くなる

夜の撮影では光が少ない環境なので必然とシャッタースピードが長くなる傾向にあります。

シャッタースピードが長くなるほど、手ブレの影響が大きくなりぶれぶれの写真になってしまいます。

それを抑えるためにシャッタースピードを下げたり、ISO感度を上げたりすると、画質がかなり劣化して結局キレイな写真を撮る事ができなくなってしまいます。

光の撮影=花火が真っ白になる

花火は光そのものなので、皆さんが思っている以上に明るい被写体になります。

そのためにカメラの設定を周りの暗い環境に合わせてしまうと、花火の光が強すぎて画面が真っ白になってしまうんです(白とび)。

つまり、夜の撮影とは言え花火の撮影は全く別ものだということです。

花火を撮影する時は、夜の環境に合わせた撮影条件にすると失敗する。
花火を撮影するなら花火に合わせた撮影条件(環境)を整えよう

 

花火を撮影する3ステップ

花火に合わせた撮影をするためには、きちんとした準備・カメラの設定をした上で撮影に臨むことが必要です。

そうすれば、誰でも簡単キレイな写真を撮ることが出来るんです!

3ステップ
  1. 準備:用意するもの(手ブレを抑えるためには?)
  2. 設定:カメラの設定(Mモードで花火に適した撮影条件を考える)
  3. 撮影:シャッタータイミングとシャッタースピード

 

step1:準備

三脚

花火をキレイに撮るために準備したいのが『三脚』と『リレーズ』です。

とりあえずこの2つを準備さえすれば準備はバッチリですのですよ!

三脚が必要な理由

「三脚」はカメラを固定するために使用するものです。

三脚でカメラを固定する事で、花火撮影で最大の失敗原因である手ブレ」を抑える事が出来ます!

あとで詳しく説明しますが、花火は長時間露光といって長い時間シャッターを開けて撮影する事がキレイに撮るためのポイントになります。

ですので、しっかりとカメラを固定する事が何よりも大切です!

おすすめの三脚

花火を撮影する上で必要な三脚のスペックは安定性低いポジションからも撮影できる事の2点です。

安定性はなによりも重要なので、しっかり固定して動かないものを選びましょう。

安価な三脚のような、軽すぎる三脚であったり、脚が細すぎる三脚だと不安定になりカメラをしっかり固定できない事があります。

それから、花火は空高く打ち上がるためローアングル(カメラを上に向ける)で撮影することが多くなるはずです。

その時なるべく低いポジションから撮影した方が低い位置の花火も一緒に撮影できますし、花火以外の被写体を入れる場合にも応用が利きます。

メガネパパ の愛用三脚:マンフロット 190シリーズ

以上を踏まえておすすめする三脚が「マンフロット  190シリーズ」です。

マンフロットはプロフェッショナルモデルも多くラインナップされている有名な三脚メーカーです。

その中でも190シリーズはセンターポールの自由度も高く、初心者にも扱いやすいモデルなので特にオススメです!

 

リレーズが必要な理由

三脚でしっかりカメラを固定しても、シャッターボタンを押すときにカメラを動かしてしまう可能性があります。

そのため、直接カメラに触れずにシャッターを切れる事が必要です。

そのために使うのが「リレーズ」です。

リレーズはカメラに直接繋げることでタイムラグなく、撮りたいタイミングで撮影する事が出来るとても便利な道具です。

また花火ではBLUB撮影といって、シャッターボタンを押している間だけシャッターを開けたままにする撮影方法を使うので、その時もリレーズを使うとボタンを押しやすいので快適に撮影ができます。

リレーズのメリット
  • カメラに触れずシャッターを切れる
  • BLUB撮影が簡単にできる

おすすめのリレーズ

リレーズは選ぶ際はメーカー純正品もありますが、価格の安い汎用性の製品でも十分です。

Amazonや楽天などで手頃な値段(1,000円前後)で購入する事ができます。

メーカー別、機種別になっているので、しっかり互換性を確認して選びましょう。

オススメのリレーズ(SONY α7シリーズ互換性あり)

 

 

step2:設定

α7ⅲ カスタムキー

暗い環境に惑わさることなく、きちんと花火の露出(光)に合わせて撮影条件を設定できれば、キレイな花火を撮影することはとても簡単です。

そして、花火の撮影で重要な項目は撮影モードISO感度F値シャッタースピードAFモードの5つになります。

その5つについてそれぞれご紹介していきます。

撮影モードはMモード

カメラには撮影モードがA(絞り優先オート)S(シャッタースピード優先オート)P(プログラムオート)M(マニュアルモード)の4つのモードがあります。

今回花火を撮影する時には、この撮影モードをMモードにしましょう。

カメラの設定・ダイヤル

カメラの設定・ダイヤルをMに回す

Mモードにすると自分でF値とSS(シャッタースピード)を決めることが出来るので「露出(明るさ)を自在にコントロール」する事が出来ます!

ちなみに、露出とは写真の明るさの事です。

花火の撮影では露出をカメラ任せ(オート設定)にすると「白飛び」した写真になることが多く、失敗する原因になります。

ISO感度は100

花火をキレイに撮影したいなら、ISO感度は1番画質の良い100に設定しましょう。

夜間の撮影ではISO感度を高くして撮影する事が多いかもしれませんが、花火は皆さんが思っている以上に明るい被写体なのでISO感度が低い状態の方がノイズも少なくキレイに撮影できるんです。

ISO感度を高くすると露出オーバー「白飛び」の原因になり、花火が真っ白でキレイな色を表現できなくなってしまうので注意しましょう。

F値は絞る

F値は絞って(大きくして)撮影しましょう。

理由は2つあります。

1つは光の量を減らす目的です。

ISO感度を低くする理由と一緒で、花火は明る過ぎるので少しでも光の量を減らして「白飛び」するのを抑えます。

もう一つはピント(被写界深度)を広くして、ピンボケしないようにキレイに撮影するためです。

また絞ると画質もよくなるので、だいたいF値=8〜16ぐらいを目安として設定するのがオススメです。

F値を限界まで絞り過ぎてしまうと画質が悪くなりますので注意して下さい。

シャッタースピードは「BLUB」

花火の撮影において最もポイントになるのがシャッタースピードです。

花火は地上から打ち上がって、空で花開き、その後ゆっくりと火の粉が散っていき見えなくなるまでに数秒かかります。

それをキレイに表現するためにはその数秒間シャッタースピードを保つ必要があります。

また花火の打ち上がる間隔や大きさ、散るまで速度などが毎回バラバラなのでそれに合わせたシャッタースピードも必要です。

つまり、シャッタースピードは固定せずに実際の花火を見ながら決めていく必要があるんです。

それが「シャッタースピード=BLUB」という設定にになります。

この設定にしておけば、“シャッターボタンを押している間=シャッタースピード”になるので、シャッタースピードを好きに変えて撮影する事ができます!

BLUBの設定方法

撮影モード:MモードもしくはSモード

ドライブモード(連写モード):シングル(1枚)

ドライブモードの設定を1枚撮影にする

ダイヤルを回してSS(シャッタースピード)長くしていき、1番端まで回して「BLUB」と表示させる。

シャッタースピードをBLUB

ピントはマニュアルで合わせる

通常ピントを合わせるときはAF(オートフォーカス)を使ってピントを合わせていると思います。

ですが花火を撮影する時はMFもしくはDMFといったマニュアルでピントを調節できる設定がおすすめです。

フォーカスモードはDMF

暗い環境ではAF(オートマニュアル)を使っても正確にピントを合わせることができず、時間もかかります。

マニュアルと聞くと難しいと感じるかもしれませんが、遠くの被写体にピントを合わせるのでそこまで厳密なピント調節は必要ないので、初心者の方でも簡単にピント調節が可能です。

メガネパパ
明るいうちにAFでピントを調節してから、ピントが動かないように設定するという選択もあるね!

シャッター半押しAFはOFF!

MFを使う場合には問題はないのですが、DMFのようなAF +マニュアルでピント調節を行う場合には注意しなければならない事があります。

それは、シャッターボタンに連動したAF(シャッター半押しでピント合わせ)の設定していると撮影毎にピント調節を行うことになるので、ピントがズレてしまったり、撮影タイミングを逃してしまうことがある事です!

必ずシャッターボタン以外にAFを割り振っておきましょう!

AFを他のボタンに割り振る方法

α7ⅲの設定方法の一例を紹介します。

  • 「MENU」よりAFの設定画面に進み、「シャッター半押しAF」を「切」にします。
  • 同じように「MENU」より操作カスタム画面に進み、「カスタムキー」の設定で『AF-ONボタン』や『AELボタン』に「AFオン(AFを割り当てる)」しましょう。(通称:親指AF

プリAFもOFF!

それと、たまにAFボタンを押さなくても勝手にピントを合わせにいく機能を搭載してあるカメラがありますが、その機能は使わないようにOFFにしましょう。

SONYのカメラでは「プリAF」と呼ばれる機能になります。

普段からこの機能は絶対に必要ないのでOFFにしておきましょう。

*α7ⅲでは、AFの設定項目の中でプリAFを「切」に変更できます。

手ブレ補正はOFFにしよう!
高性能なカメラやレンズには手ブレ補正機能がついているものがあります。
ですが、花火の撮影のような三脚を使う場合にはその機能をOFFにしましょう。
手ブレしていないのにも関わらず、手ブレをしていると間違って認識し過剰な補正をかけてしまうことがあるらしいです。
設定まとめ
  • 【撮影モード】:Mモード
  • 【ISO感度】:100
  • 【F値】:8〜16程度
  • 【SS(シャッタースピード)】:BLUB
  • 【ピント】:マニュアル(MFもしくはDMF)
  • 【その他】:シャッターボタン以外に割り振る・プレAFを切る・手ぶれ補正を切る

step3:撮影

カメラ小僧

三脚やリレーズを用意して、カメラもあらかじめ花火ように設定しておけば、あとはシャッターを切るだけでキレイな花火を撮ることができます。

シャッターを切るタイミングと長さ

花火をキレイに写すためには「花火が打ち上がった瞬間から花火が散るまで」を1枚に収めて撮影します!

長い時間シャッターを開いてその間の光の軌跡を一枚の写真に残す撮影方法です。

こういう撮影方法を『長時間露光』と呼びます。

シャッターを切るタイミングは花火の打ち上がる音が聞こえた瞬間(打ち上がる瞬間で、シャッターを離すタイミングは花火の火の粉が消えるときという事です。

ただし花火は一発ずつ打ち上がるわけではなく、連続して打ち上がる事が多いので、明るくなり過ぎて露出オーバーにならないように注意しましょう。

露出オーバーを避けるには?
シャッタースピードを長くしても露出オーバーしないためには、F値を絞って調節しましょう!絞れば絞るほど露出オーバーを避けて長い時間撮影する事が出来ます!

または『NDフィルター』を使うのもオススメです。

 

花火をよりドラマチックに撮影するコツ

2019福島競馬場の花火大会

2019 福島競馬場の花火大会

3ステップをマスターすれば花火をキレイに撮影できるようになります。

ただキレイに撮るだけではなく、より想い出に残るような写真になるような花火撮影のコツも一緒にご紹介します。

なにより場所選びが重要!

まず、なにより重要なのが撮影場所です。

撮りたいイメージに近づけるためには、花火の打ち上げ場所撮影場所の位置関係自分のカメラの焦点距離(画角)を考えて場所選びをしましょう。

例えば、

  • 風景の一部として花火を切り抜きたいなら打ち上げ場所から離れた場所=焦点距離の長いレンズを使う(望遠レンズ)
  • ダイナミックに豪快な花火そのものを撮影するなら打ち上げ場所の近くの場所=焦点距離の短いレンズを使う(広角レンズ)

構図を考える上でもどの辺に花火が打ち上がるのか、花火の大きさはどれくらいかなどを考えて場所を選びましょう!

メガネパパ
広角レンズを使った場合でも、花火は空高く上がって撮影範囲が思ってる以上に広くなるから、あまり近くに行かない方がキレイに収める事が出来るよ!

副題を入れる!

花火の写真と言っても、花火だけを撮るのではなく副題を入れて撮影するとより写真の仕上がりが上がります。

夜景と一緒に写したり、花火を観に来ている人たちや花火会場の屋台を入れて撮影すると写真にメリハリがついて、花火の美しさを際立たせる事が出来るはずです。

キャンプを入れた花火の写真

連続して打ち上がる花火を撮影する

一発一発の花火を撮影するよりも、連続して上がる花火を撮影した方が迫力もあってとても綺麗になります。

より多くの花火を一度に撮影するためには、シャッタースピードを長く(遅く)する必要があります。

ただし露出オーバーして「白とび」する恐れもあるので、無闇に長くするわけにはいきません。

F値をもう一段階大きくしたり、NDフィルターを利用したりして、より長いSS(シャッタースピード)に調節しましょう。

合成して迫力ある写真に仕上げる!

長時間露光で複数の花火を一度に撮影できると言っても、それにも限度があります。

連続して上がる花火などは、露出オーバーにならないように何回かに分けて撮影しないといけません。

そのためキレイに花火を撮影できていても、1枚1枚では少し物足りなく感じることもあるはずです。

そんな時は、比較明合成という方法を使って花火の部分だけを多重露光するような編集を加えましょう!

比較明合成の方法(photoshop)

比較明合成とは、明るい部分だけを重ねて表示する方法です。

やり方もPhotoshopなどのソフトを使うととても簡単です。

合成したい写真のレイヤーを重ねて表示して、上になっているレイヤーの状態を「比較明合成」に変えるだけです。

合成したい画像のレイヤーを重ねて表示する

上のレイヤーの状態を比較明に変える

 

Photoshopはとても優秀なソフトです。

合成の仕方次第では、普通に撮影するのは難しい「花火を背景にしたポートレート画像」なんかも作る事ができますよ。

手持ち撮影にも挑戦!

花火を撮影するには三脚やリレーズといったアイテムを準備する前提で話を進めてきましたが、手持ちでもちょっとしたコツさえ抑えれば撮影することは可能です!

三脚を使った時ほどキレイにとはいきませんが、より簡単に撮影できるのでご紹介します。

手持ちでもMモード(マニュアルモード)

手持ちで撮影する場合でもMモードで撮影しましょう。

オート設定だとカメラが花火の明るさをきちんと認識できずに明るくし過ぎて、露出オーバー(白とび)してしまうからです。

Mモードできちんと露出をコントロールして撮影しましょう!

シャッタースピードを速くする!

手持ちの場合は手ブレの影響があるので長時間露光はできません。

つまり、手持ちではなによりシャッタースピードを重視しないといけないということです。

そこでカメラの設定はBLUBではなく、シャッタースピードを短く固定して撮影するようにします。

手ブレを抑えられるシャッタースピードは人によって違ってくると思います。

参考までに私は1/125[秒]程度にして撮影する事が多いです。

ISO感度とF値

ISO感度と、F値はなるべくシャッタースピードを短くできるような値に設定します。

一番は手ブレを抑えることが大切なので、多少ノイズが多くなることは覚悟しましょう

ただ花火はとても明るい被写体なので、花火だけを撮影するならそこまで高感度にしなくても撮影可能です。

まとめ

花火撮影を成功させる3ステップ

【step1:準備頑丈な三脚安価で十分なリレーズを用意する

【step2:設定

  • 【撮影モード】:Mモード
  • 【ISO感度】:100
  • 【F値】:8〜16程度
  • 【SS(シャッタースピード)】:BLUB
  • 【ピント】:マニュアル(MFもしくはDMF)
  • 【その他】:シャッターボタン以外に割り振る・プレAFを切る・手ぶれ補正を切る

【step3:撮影

SS(シャッタースピード)は花火が打ち上がる瞬間から火の粉が見えなくなるまで!

花火の撮影は、ほとんどが打ち上がるまでのセッティングで決まります。

きちんとセッティングが出来ていれば、あとはタイミングを計ってシャッターを切るだけで綺麗な写真が撮れるというわけです。

本当に簡単だったので、是非初心者のみなさんも挑戦してみて下さい。

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