どうもはじめまして。家族寫眞家のメガネパパ です。
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初めてカメラを購入する方はカメラとセットのレンズ(キットレンズ)を一緒に購入する事が多いと思います。
ただ、しばらくして必ず他のレンズも欲しくなるはずです。
それは最初に付いてくるレンズの多くは性能よりも価格重視のものが多いからです。
なのでそんなキットレンズに物足りなさを感じたら買い足していきましょう。
実はレンズはそれぞれ性能が違うので撮れる画像はガラリと変わ流ので、撮影場所や被写体、撮影スタイルに合わせても使い分ける必要が出てくるんです。
今回はどんな時にどんなレンズを選べばイイのか、「レンズの選び方」について簡単にポイントを絞ってご紹介したいと思います!
初心者の方はまずこれを読んで頂きレンズの知識を深めて頂けらたらと思います。
- レンズの選び方がわかる
- 欲しいレンズがわかる
Contents
レンズ選びはF値と焦点距離をチェック!
レンズはF値と焦点距離の2つをポイントに選ぶことになります。まずはここだけを抑えて下さい。
F値は小さいほどイイレンズ!
最小F値が小さいレンズほどイイレンズになります。どのメーカーどのレンズでもこれは同じです。
F値について詳しく知りたい方はこちらの記事を合わせて読んでください。
F値が小さいほど多くの光を取り込む事ができるので明るいレンズであり優れているレンズだと言えます。
“絞りを開放した状態”=“最小のF値”ということで、この状態でどれだけ光を取り込む事ができるかでレンズの良し悪しを判断する事が出来ます。
ズームレンズのF値
焦点距離の目安は50mm
カメラを買った当初は焦点距離と言われてもいまいちピンとこないかもしれません。
スマホやコンデジと違って一眼レフカメラやミラーレスカメラはレンズを変えることでズーム(拡大縮小)をします。
ズームとは撮れる範囲が変わる事でそれを角度で表すため画角が変わるとも言います。
この角度=画角はレンズの焦点距離が変わることで変化し、焦点距離が短いものは広い範囲、焦点距離が長いものは拡大されて狭い範囲の撮影が出来ます。
この焦点距離にはこれを使えばいいという正解はありません。
どの焦点距離のレンズを選んでも間違いではありません。
良し悪しというものはないので、自分の撮りたい写真やスタイルに合わせて選べば大丈夫です。
ただしカメラを始めたばかりの頃は「自分の撮りたい写真」といってもあまりピンとこないかもしれませんので以下を参考にしてください。
焦点距離 | ポイント |
---|---|
〜24mm | 周りが歪むくらい広い範囲!魚眼レンズなど |
24〜50mm | スナップ写真に最適!室内での撮影も◎ |
50mm | 基準となる画角。自分の目で見るイメージに近い |
50〜120mm | ポートレート撮影に。使いやすい望遠 |
100mm〜 | 焦点距離が伸びるほど望遠に。子どもの運動会や発表会には必須 |
個人的なオススメとしては、スナップ写真や子どもの写真を撮るなら35mm程度の広角レンズがオススメです。
近い距離からも撮影が出来ますし、レンズの大きさも小さいので使いやすいです。
ポートレートなどボケを楽しむなら少し望遠寄りのレンズとして100mm程度のレンズがイイと思います。
望遠になるほどボケは綺麗に出るようになりますが画角を考えると100mm程度が使いやすいです。
標準レンズと言われ基準となるのが50mmです。
自分の見ている風景に近い画が撮れる焦点距離です。(画角は少し狭くなります)
カメラのセンサーサイズによる違い
欲しいレンズがイメージできたら次は実際にレンズを選ぶことになるんですが、そこで注意すべきなのはレンズにはフルサイズ用とAPS-Cサイズ用の2種類がある事です。
カメラのセンサーサイズの違いでレンズも種類分けされていて、自分の使っているカメラのセンサーサイズに合わせて選ぶことになります。
ただし、フルサイズ用のレンズはAPS-Cサイズのカメラで使っても何も問題がありません。
フルサイズ機を持っている方、フルサイズ機とAPSーCサイズ機の両方でレンズを使い回す事を考えている方はフルサイズ用のレンズを購入しましょう。
注意!センサーサイズが変わると画角は変わる!?
さっき焦点距離ごとの撮影イメージをご紹介したんですが、あれはフルサイズ機での話になります。
焦点距離が同じでもセンサーサイズが変われば撮れる画角は変わります。
つまり焦点距離で画角は変わるので、焦点距離≠画角なんです。カメラのセンサーサイズによっても画角変わり、フルサイズより一回り小さいAPS-Cサイズではそれに伴って画角が狭くなるんです!
そして、一般的にフルサイズを基準にして画角の話をする事が多いので、APSーCサイズでの画角を考える場合は、フルサイズだとどれくらいの焦点距離(の画角)と同じなのか換算して考える必要があります。
例えばAPSーCサイズで35mmのレンズは、フルサイズでいうと54〜56mm相当になります。
APSーCサイズといってもメーカーによって多少異なるので、正確に換算するなら各メーカーごとに計算する必要がありますが、数mmズレる程度はそこまで気にしなくてもいいです。
重要なのは、APS-Cサイズのカメラを持っている方は、自分の欲しいものより若干小さい焦点距離のものを選ぶ必要があるという事です!
まとめ
- 単焦点レンズ:そもそもF値が小さい
- ズームレンズ:F値固定のもの(F=4以下)
- 35mm:広角レンズ。スナップ写真や風景、距離感が近いので自然な写真が撮れる
- 50mm:標準レンズ。見ている画に近い写真が撮れる
- 100mm前後:望遠レンズ。ポートレート向き
価格が許す限り表示してあるF値は小さいもの(最小F値が小さいもの)を選びましょう!単焦点ならF値は小さいですし、ズームレンズならF4以下固定がいいですよ。
焦点距離は好みによりますが迷っているなら35mm付近の広角がオススメです!
風景やスナップ写真を撮ったり、寄って撮れるのでペットや小さいお子さんがいる家庭、室内での撮影などでとても便利です。
レンズの大きさも比較的小さくて軽量なのでお出かけの時にも便利なんです!
APSーCサイズだとフルサイズに換算して50mmちょっとににはなりますが、50mmは基本となる画角なのでそれでも扱いやすく、フルサイズでもAPSーCサイズでも両方でいける35mmはオススメです!
35mmはちょっと高価過ぎて手が出ないことも多いと思うので私は28mmを使っています。
また基本となる50mmのレンズは比較的安価で購入できるので、はじめての単焦点レンズなら50mmもオススメです!
是非楽しいレンズ選びを堪能してください!