どうもはじめまして。家族寫眞家のメガネパパ です。
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子どもが生まれてカメラを始めたパパ・ママは多いと思いますが、上手く撮影できなくて苦労されている方も多いのではないでしょうか。
それが実は、ちょっとしたテクニックさえ掴めば誰でもオシャレで印象的な子どもの写真が簡単に撮れるようになるんです。
今回はその子どもを撮影するテクニックを2パターンに分けてご紹介していきます。
とりあえずこの2パターンさえを覚えてしまえば、誰でも簡単におしゃれな子どもの写真が撮れるようになります!
是非!カメラ初心者のパパ・ママには最後まで読んで頂きたいと思います。
- 子どもを撮影するテクニックを身につける!
- パパ・ママ・子どももみんなで撮影を楽しめるようになる!
Contents
子どもの撮影2パターン
子どもはとても可愛い!特に我が子は世界一可愛いはずです!
ただそれでも、闇雲に撮影していてはステキな写真になるとは限りません。
そこで撮る前にどんな写真にしたいのかをイメージする事が大切です。
そしてそのイメージを想像しやすいように、まずは撮影パターンを「ポートレート」と「スナップ」の2つに分けて考え、その撮影のコツをご紹介していきたいと思います。
ポートレートとスナップの違い
ポートレートとスナップという2つの言葉は聞いた事はあると思います。
ポートレートは「肖像画」という意味があるように人物が主役となる写真のことです。
子どもの可愛い顔をアップで写したり、可愛い洋服を着ている姿を写したい時に最適な撮影方法です。
子どもを主役にした写真を撮るというと全てポートレート撮影なのではと思われるかもしれませんが、子どものスナップ写真を私はよく撮ります。
スナップとは「(機会などに)飛びつく」という意味があるように、カメラマン主体でカメラマンが撮りたい風景を撮りたい瞬間に切り取って写真にするものです。
つまり、子どもにカメラを意識しないように遊んでいる最中や何かに他のことに集中しているところを撮影するというものです。
自分のイメージに近づける
ポートレートは子どもを可愛さを最大限に引き出して撮影できる親にとっては最高の撮影方法ですが、カメラを意識するあまり子どもが固い表情になってしまう事があります。
そこでスナップ撮影のように子どもの注意をカメラから逸らして撮影することで、子どもの素の表情を捉えて自分のイメージに合った写真が撮れるようになります。
どちらが良いというわけではないので、この2つのパターンを身につけてその場その場で自分の撮りたいイメージに近い撮影をする事が大事になります。
- ポートレートは子ども(被写体)が主体の撮影
- スナップはカメラマンが主体の撮影
子どもポートレート撮影テクニック
まずポートレート撮影のテクニックについてです。
何と言ってもポートレートなので主役は子どもの顔です!
どのようにして子どもの顔・表情を引き出せるかが重要になってきますので、そのコツをご紹介していこうと思います。
望遠側のレンズを使う
いきなりレンズの話ですが、ポートレートを撮影する時はレンズ選びは重要です。
なぜなら主題である子どもに焦点をばっちり合わせる事と、それ以外の背景など必要ない部分を写さないようにする事でより綺麗なポートレート写真になるからです。
そのためにはピントの浅い望遠レンズを利用すると簡単にボケを活かしたオシャレなポートレート撮影ができるようになります。
顔に光が入るようにする
子どもの顔の写り方次第で写真の出来栄えが変わります!
そこで重要になるのが「顔に光が入っているか」です。
顔に影が入り暗くなってしまっては、せっかく可愛い子どものお顔もはっきり写せなくなってしまいます。
写真を撮る時は光が顔に入っているか、変なところに影が入っていないかを確認するようにしましょう。
笑顔をつくる
顔を写すのですから表情はとても大切です。
そして子どもの表情は笑った顔が一番可愛い!
そのためにもパパ・ママは全力で子どもと一緒に遊ぶ事が大事になります。
撮影中も会話を続けたり、何か小道具を持たせて機嫌をとったりすると可愛い笑顔を撮影できるようになりますよ!
余計なものが写らないような背景選び
望遠レンズを使って背景をボカして撮影するにしても、背景選びはとても重要です!
余計な建物や人物が入らないように撮影場所や構図を選びましょう。
オススメの背景は空だけを写してみたり、花畑や海を大きく写すなどするのがオススメです!
子どもスナップ撮影テクニック
次にスナップ撮影のテクニックについてです。
スナップではカメラマンの意図で撮影を行いますが、その瞬間をよりドラマチックな写真にするためのテクニックについてご紹介していきます。
逆光or半逆光
ドラマチックな写真にするには何と言っても光が重要です!
その上で効果的なのは逆光・半逆光で撮影することです。
そして重要になるのが時間帯になり、朝方や夕方の斜めから光が入ってくる時間帯や、日が沈んでから(昇る前)のマジックアワーの時間帯なんかは特にオススメです。
水面に反射した光や木々から漏れる光がキラキラと輝き、とても綺麗に写るので最高な瞬間を演出してくれます。
また、逆光・半逆光で撮影することはポートレートでも活きてきます!
背景がふんわりとした影の少ない写真になりますし、フラットな光が顔に当たるので無駄な影が当たらず可愛い写真になります。
是非活用してください。
何枚も撮る
子どものスナップ撮影ということになると、撮りたい一瞬がいつくるかわかりません。
そこで重要なのがたくさん撮ることです。
スナップ撮影では自分が「好きだな!」「綺麗だな!」と思う瞬間を切り取ることが大切です。
その瞬間・自分の想いを形にできるようにたくさん撮影をしましょう!
パパ・ママも一緒に遊ぶ
これもポートレートと一緒ですが、子どもを喜ばす事はとても重要です。
スナップでは、特にカメラを意識する必要がないので思いっきり遊ばせて最高の瞬間を作りましょう。
子どもが何かに夢中になって遊んでいる姿や美味しいおやつを食べてニコニコしている姿など環境を作る事が何より大切になります。
この最高の環境子どものスナップ撮影で一番重要になります。
まとめ
ポートレート撮影のテクニック
- 望遠レンズを使う=85mm、135mmがオススメ
- 顔に光を入れる。影を入れないようにする
- 笑顔をつくる(子どもに撮影を楽しませる)
- 背景に余計なものを入れない
スナップ撮影のテクニック
- 逆光・半逆光でドラマチックに(朝方・夕方を狙う)
- 何枚も撮る(好きな瞬間を切り取る)
- 子どもと一緒に遊ぶ(全力で子どもと遊んで環境を作る)
今回は、子どもの撮影を劇的に上達させるテクニックとして「ポートレート」と「スナップ」という2パターンに分けてご紹介しました。
ただこの2つに明確な違いがあるわけではなく、ポートレートでも逆光で撮影することは良くありますし、スナップでも望遠よりのレンズを使うことはあります。
ですが、このポートレートとスナップの考え方を頭に入れて撮影する事で劇的に撮影が上達することは間違いありません。
要は「イメージして(考えて)撮影出来る!」ことが大切で、それだけで写真の出来栄えが全然違ってくるんです!
是非、パパ・ママには実践して頂き今まで以上に子どもたちを可愛く撮影して頂きたいです。