今年も恒例の「GO OUT 猪苗代」に行ってきました!
”音楽”あり”アクティビティ”ありの大型複合アウトドアイベントの「GO OUT CAMP」。
それの福島版、猪苗代版のイベントになり、今年で6回目の開催でした。
全国的にとても有名なイベントなので、キャンパーの方も全国各地から集まってきます。
その中には雑誌やSNSで見かけるようなオシャレな上級キャンパー、玄人キャンパーの方がとても多く、会場がとても華やかで活気がスゴイんです!
初心者の方には見るだけでもスゴく刺激になると思います。
そして子ども連れのファミリーキャンパーがとても多く、子どもが参加できるアクティビティや子ども向けのワークショップなども盛んなんです。
つまり!私もような初心者ファミリーキャンパーには最高のイベントということなんです!
Contents
アクシデント発生!?初の男旅!
GOOUT猪苗代には、前夜祭を含め2泊3日で参加を予定していました。
家族4人(妻と子ども2人)楽しみにしていたのですが、前日の夜に娘が発熱してしまいました。
幸い大事には至らず微熱程度とそこまで高熱にはならなかったのですが、さすがにそんな状態の娘を参加させるわけにはいきません。
そこで今回は参加を見送ろうとしたのですが・・・
「やだーーーーーーーー!キャンプ行く!行きたい!」
と長男が駄々を捏ねはじめてしまい収集がつかない状態に。
「・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・行くか」
娘の症状は安定していてそこまで酷くないことと、ママが「行っておいでー」と言ってくれたので、『初の男2人キャンプ』をすることになりました!
ワンオペは何度もありますが、二人っきりの男旅!しかもキャンプというパパ史上初の試みです。
ぶっちゃけ、結構不安はありましたが、
「僕もお手伝いするから言ってね!任せて!」
と息子がやる気満々の様子なので、割り切って全力で楽しんでやろうと参加を決意しました!
ただ1日目の天候が雨予報ということだったので、とりあえずそこは避けて2日目の朝一からの参加に切り替えました!
1日目:設営から星空観測
自宅から会場となる猪苗代の天神浜までは車で1時間ちょっとの距離です。
<猪苗代 天神浜オートキャンプ場>
朝8時30分開場ということで7時頃に出ても全然間に合うんですが、朝5時起き6時前には出発しました。
なぜなら会場が“フリーサイトのみ”だからです!
フリーサイトとは、空いているスペースに好きなようにテントを設営していいキャンプサイトの事です。
区画サイトのように自分の敷地が決まっていないので、好きな場所に好きなようにレイアウト出来るんですが、その反面設営しやすい場所はすぐに埋まってしまうんです。
ですので、いい場所を選びたければ少しでも早く会場入りをしないといけないんです。
ということで会場についたのが7時過ぎくらいだったのですが、案の定すでに長蛇の列でした。
それでも、おかげさまでほどほどの立地の場所を確保出来ました!
キャンプ場にはフリーサイトと区画サイトというものがあります。
フリーサイトとは、名前の通り特に制限がなく自由にテントやタープを設営出来るサイトのことです。大型のテントを利用したり、グループで利用したり、アレンジし放題で可能性も無限大です!ただし、基本的に先着順に場所を決めていくので必ず好きな場所に設営できるとは限りません。周りとの距離も近くなったりするので、場合によっては窮屈に感じることがあるかもしれません。
その点区画サイトでは、あらかじめ指定された範囲内で設営することになるので、場所取りの心配や周りに気を使ったりする必要がありません。ただし、大型のテントやタープを張ることが出来なかったり、グループでの利用するには適していないサイトになります。
それとは別に「オートキャンプ」という言葉もあります。オートキャンプとは車で乗り入れできるキャンプサイトのことです。サイトに直接車で入っていけるので物が多い方には最適です。設営も撤収も楽になりますし、なにかあればすぐに車に避難することも出来るのでオススメのキャンプサイトになります。(通常のキャンプサイトだと駐車場から離れたキャンプサイトまで運ばなくてはなりません。)
親子でテント設営!
今回は親子2人っきりということで、極力荷物は抑えてテントも小型のものを持っていくことにしました。
スノーピークのアメニティドームです!
これは1人でも設営が簡単で初心者キャンパーお馴染みのテントです。
ただしこのテントにはリビングスペースがほとんどないのでタープとセットで使うことがほとんどです。
そこで持っていたユニフレームのヘキサタープも一緒に設営しました!
ユニフレーム UNIFLAME REVOタープII M TAN 681800
キャンプをしない方にとってはリビングスペース?ってなると思いますが、休憩したりご飯を食べたりする場所としてリビングスペースは絶対必要なんです。
2ルームテントといってリビングスペースが広いテントもあるんですが、そっちは息子と2人で設営する自信がないので今回はやめました。
設営は、子どもにペグを運んでもらったりポールを支えてもらったりしながら難なく進み30分程度で完了しました!
- 子どもと協力して共通の達成感を味わう=絆が深まる!仲間意識。
- できる事が増える=自尊心が高まる
親子で宝探しゲーム!
テントの設営を終えるとすぐに、息子と宝探しゲームをすることにしました。
サイト内に隠されているスタンプを集めると景品がもらえる簡単なスタンプラリーです。
でもなかなか見つけることが出来ず、場内を何往復も探し歩いてやっと全部のスタンプを見つけることができました。
景品のお宝はお菓子だったんですが、息子が好きなものではなかったようで一切食べませんでした。
でも、宝探しが思っていた以上に楽しかったようでまた宝探ししようね!と大満足の様子でした。
- 親子でできるゲームって楽しい!
- 子どもは結果(景品)よりプロセス(ゲーム)を楽しむことができる!チャレンジすることを楽しむことが出来る!
外で食べる飯は格別!
歩き回ったらお腹が空いてきたので、お昼ご飯を食べることにしました。
今回はイベントということで、お昼は自炊せずに好きなものを買って食べることにしました!
キャンプといっても、全て自炊すると荷物も多くなり準備や片付けも大変なんです。
特に初心者の方や、ファミリーキャンパーの方は無理せず利用できるものは利用してキャンプを楽しむことをオススメします!
息子は餃子とかき氷、私はモツ煮込みを買ったんですが、息子はかき氷を残して餃子と私のモツ煮込みを完食しちゃいました!
息子は普段モツ煮込みなんて食べないのに、周りの雰囲気に飲まれたのか美味しそうに食べていました。
アウトドアではよくあるんですが、いつもと違って子どもたちが野菜や魚なんかもばくばく食べたりするんですよねー
- とにかくうまい!
- 食育には環境も大切!=食事を楽しむことができる!
野遊びは最強!
GOOUTCAMPはアクティビティが豊富です。
子どもも参加できるものも多く、湖畔という立地を活かしたSUPやカヌーは大人気でした!
ただうちの息子は全然泳げないので、まずは泳げるようになってからにしようと来年に持ち越すことにしました。
そこで他の遊びをしようと、「猪苗代湖畔自然観察会」なる企画に参加してきました。
ガイドの方と一緒に自然の中を散策できる企画らしく小さい子ども連れにはぴったりの企画です。
息子とは探検ごっこだね!なんて言いながら、湖畔から少し離れて「ザ田舎!」といったような田んぼのあぜ道を散策、植物の説明や遊び方について教えてもらいました。
草で面を作ったり、草笛を吹いたり、草船を作って競争したりと思っていた以上に楽しい時間を過ごせました!
童心に帰り遊んでしまいましたが、やっぱり野遊び最高です!
- 子どもは外遊びを教わる機会がない=知らないだけで興味がないわけじゃない!
- 親子で野遊びすると親も子どもも新しい発見がたくさん!
夕陽に花火に星空観測!
会場の天神浜は猪苗代湖の東側に位置しているので、夕陽がキレイに見えるキャンプ場として有名です。
夕陽が猪苗代湖を挟んで反対側に沈むので、水面に夕陽が反射してキラキラと輝き、空も広い範囲で真っ赤に染まっていきます。
当日も天候に恵まれたのでホント最高の夕陽を見ることができました。
そして陽が沈むと今度は花火大会です!
今年の打ち上げ場所は、キャンプサイトから見て北側の砂浜でした。
ですので、磐梯山をバックに打ち上がる様はめちゃくちゃキレイで圧巻でした!
三脚を持ってこなかったことを悔やみましたが、α7ⅲの高感度センサーを信じて手持ちで撮影にトライしてみました。
さすがはα7ⅲ!
意外とキレイに撮れちゃいました。
花火はこのイベントのためだけに打ち上げられているんですが、そうとは思えないほどの規模で打ち上がります。
ご飯を食べながら、お酒を飲みながら、ソファに座ったり砂浜に寝そべったりしながらゆっくり鑑賞出来るのもポイントで、ホント贅沢な花火大会なんです!
その花火大会の後は、続けて星空観測会に参加しました!
まだ陽が落ちたばかりだったので見ることができる星も限られていましたが、貴重な経験をすることができました。
星明かりだけで夜道を歩いてるだけでもテンションMAXでしたが、星座や流れ星、人工衛星を探したりしながら楽しい時間を過ごせました!
- 自然ってやっぱり美しい!
- 子どもは夜のお出かけが大好き!
- 夜の時間をゆっくり過ごせるのもキャンプの醍醐味!
- 夜の撮影には小さくても三脚は必須
2日目:最高の目覚めから始まる一日
2日目は多少疲れもあって遅めの起床(7時頃)。
早起き出来なくて勿体ないなと感じるほど、朝から最高の天気で気持ちイイ目覚めとなりました。
その贅沢な朝の時間を満喫するべく、まずはゆっくり湖畔の散歩をしました。
朝晩は寒くなると思っていたのですが、そこまで気温も下がらずライトダウンの1枚くらいで快適に過ごせました。むしろ風が程よく冷たくて気持ち良かったくらいです。
- キャンプでは必ず防寒着や雨具を準備しよう!=夏でも朝晩は冷え込む事がある。
キャンプの朝食といえば?
我が家のキャンプの朝食といえば「ホットサンド」で決まりです。
朝は時間も手間もなるべく掛けたくないので、挟んで焼くだけで済むホットサンドはピッタリなんです!
具材をパンで挟んで焼くだけなのに、とっても美味しくて子どもたちにも大人気ですし、中に挟む具材によって味のバリエーションも豊富なので我が家の定番です。
今回はコロッケサンドが食べたいという息子の要望で、持ってきたコロッケを挟むだけという手抜きっぷりでしたが、味は間違いなく2人での美味しく頂きました。
- 朝は撤収作業もあるので、なるべく簡単に済ませるのポイント
- ホットサンドメーカーを使って簡単で美味しくオシャレに朝食を楽しもう
Coleman コールマン ホットサンドイッチクッカー 170-9435
snow peak スノーピーク ホットサンドクッカートラメジーノ GR-009
撤収作業は乾かしてから!
ゆっくりご飯を食べたらあとは撤収だけですが、テントやマットなどをしまう前にまずは乾かすのがポイントです!
毎日使うものではないので、湿気を帯びたまま仕舞うと不衛生になりカビが生えることもあります。
天気が良い日なら、使ったものを車の上や木にぶら下げたりして乾かしてから仕舞いましょう!1時間程度でも全然違いますよ!
テントも結露していたり、夜露で濡れていたりするのできちんと乾かしましょう。
床面は特に湿気で蒸れているので、出来るなら反対向きにするなどして乾かすとイイですよ!
それと撤収を子どもに手伝ってもらう場合は、いきなりペグを抜いたりロープを緩めたりしないように気をつけましょう。
テントやタープを張るロープには強い力でテンションをかけているはずなので急に外したりするとロープが暴れたりして危険です!必ず大人が一緒に行いましょう。
- 次のキャンプのことを考えて片付けよう!
- 撤収は気が緩みがちなので、注意して作業しよう。
子育て×アウトドア=最強!
今回の男旅キャンプは本当に最高の2日間になりました!
最初はちょっと不安が大きかったですが、天気にも恵まれて今までで1番充実したキャンプになったかもしれません。
現代っ子はYouTubeやゲームなどに夢中で外で遊ばない子が多いと言われています。
うちの息子もYouTube大好きで毎日のように見ていますが、それでも外に連れ出すと目をギラつかせて楽しそうに遊んでいました!
要は遊び方をしらないだけなのかもしれません。
ニュースでもいろんな悲しい事件が報道されて、どこに危険があるかわからない世の中なので、親として子どもを外で遊ばせることに抵抗がある方も多いと思います。
そういった危機管理は大切ですし仕方がない事だとも思いますが、その分親子で時間を作って外へ出かけるという事が必要になってきているんだとも思いました。
アウトドアを通して見つかる発見や疑問、感触や痛みなどは本やネットでは絶対味合う事のできない貴重な体験です。
感情も一緒になって経験し記憶されるので、成長度合いが全然違います!
子育てとアウトドアは相性抜群ですのでめちゃめちゃオススメします!
それでも、アウトドア初心者の方や経験が浅い人で不安があるなら「GOOUTCAMP」のようなイベントに参加しましょう!
今回紹介した内容以外にも、人気アーティストやDJのライブ、腕相撲大会や餅つき大会、騎馬戦やヨガ、合コンにワークショップなどなど・・・・・楽しい企画が盛りだくさんなんです。
最近は他にもアウトドアイベントやフェスが全国各地でやってますので、そういったものを利用すると気軽に外へ出かける事ができますよー
是非是非、楽しい子育て&アウトドアライフを満喫して下さい!