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【警報】大人のヘルパンギーナは本当にヤバイ!子どもの病気と侮るな
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三大夏風邪』って知ってますか?

お子さんがいるご家庭ではご存知の方も多いと思いますが、手足口病ヘルパンギーナプール熱(咽頭結膜炎)の3つの感染症のことです。

感染症とは言ってもそこまで強い感染力が強いわけではないので、大人ならそこまで心配するような病気ではありません。

ただし小さな子どもたちの場合は免疫力も弱く、毎年大流行するとても厄介な病気です。

特に保育園や幼稚園では感染が広まりやすく、毎年7月頃をピークに全国で大流行しています。

先に大人はそこまで心配しなくてもとは言いましたが、免疫力がある大人でも全く感染しないわけではありません。

我が子を看病していて親にうつってしまうなんてことはよくある話です。

そして、子どもの病気を大人のが掛ってしまうと・・・それはそれは大変なことになります。

そう、私のように・・・

令和はじめての夏。私は掛かってしまったんです、そのヘルパンギーナに。

それはそれは酷いものでした。

Contents

三大夏風邪とは?

まずは、私が掛かってしまったヘルパンギーナを含めた三大夏風邪について簡単にご説明します。

手足口病ってこんな病気

  • 毎年7月頃をピークに流行するウイルス性の感染症
  • 原因となるウイルスは「エンテロウイルス」「コクサッキーウイルス
  • 発熱と手や足、口の中などに水疱性の発疹が出来ることが特徴。

ヘルパンギーナってこんな病気

  • 手足口病同様、毎年初夏にかけて流行するウイルス性の感染症
  • 原因となるウイルスは「コサッキーウイルス
  • 39℃以上の発熱喉にたくさんの水疱が出来ることが特徴。

プール熱(咽頭結膜炎)ってこんな病気

  • プールの水を介して感染が拡大することからプール熱と呼ばれる。
  • 原因は「アデノウイルス」と呼ばれるウイルス。
  • 喉の痛みや目の充血、39℃を超える発熱などが特徴。
  • 喉の痛み=咽頭炎目の充血=結膜炎

これらの感染症は主に子どもを中心に爆発的に流行します!

発症後1週間程度で症状は落ち着いてきますが、どの病気も咽の痛みが強く現れるので、食事が取れず脱水症状などを起こす危険性があります。

特に夏場なので水分を取れないのは本当に怖い!ツライ!病気なんです。

大人のヘルパンギーナの恐怖

体温計

子どもたちの間で流行するヘルパンギーナ ですが、大人にも感染(うつ)ります。

夏は大人も疲れが溜まりやすく免疫力は落ちていますので注意が必要なんです。

そして、もちろん感染経路は我が子が一番可能性大です。

そして、大人がかかるとそれはそれは大変な思いをすることになります。

参考までに私の経験談をご紹介します。

1日目(2019/7/25:木曜日)

朝起きるといつも以上の怠さを感じ熱を計ってみると「38℃」。

ただそこまで辛くはなかったので、常備薬(ロキソニン)を飲んで仕事へ行きました。

薬のおかげで午前中はなんとかなったんですが、お昼を過ぎてから急激な寒気に襲われて・・・熱を計ってみると「39.2℃」

仕事もある程度落ち着いてきた午後3時頃、少し早く退社させてもらってすぐに病院で診てもらいました。

症状としては、発熱軽度の喉の痛み。それに伴う倦怠感。典型的な風邪の症状なので、抗生物質やら解熱剤を処方されました。

解熱剤のおかげで熱はすぐに37℃台までに下がり、夜ご飯も通常通り食べて、早めに病院に行ってよかったなー安心しながら就寝しました。

2日目(2019/7/26:金曜日)


朝になるとまた熱が上がり38℃台後半。解熱剤を服用しなんとか仕事へとでかけました。

2日目になると、熱による倦怠感よりも喉の痛みが強くなってきて仕事中はずっとのど飴を舐めてました。

喉が痛いので、昼食もゼリーやヨーグルトなどの刺激が弱いものにしました。

仕事を終え夜になるとまた熱が39℃近くまで上がり、体の疲れもピークに。

家事や子どもたちのことは妻に全て任せて、この日もすぐに就寝しました。

3日目(2019/7/27:土曜日)


3日目の朝には熱が下がり倦怠感も少なくなりました。

ただし、喉の痛みが強すぎて唾も飲み込めないほどの激痛が出始めました。

私はいつも風邪を引くので喉が痛くなるのですが、今回の痛みはそれらの比ではありません。

痛みが強すぎるので、鏡で喉を見てみると・・・・・

「キモっ!何これ?・・・ヤバイな。」

注意!咽の写真です!本当に気持ち悪いので見たい方だけここをクリックしてください。

に無数の口内炎のような炎症が・・・。

「これは変な病気だったら怖いな」っということで、念のため再度病院を受診しました。

幸い変な病気ではなく風邪ということで良かったみたいなんですが・・・症状から言ってヘルパンギーナの可能性が高いようでした。

そしてこの日から、苦痛の日々が始まってしまいました。

喉の痛みが強すぎて、唾すら喉を通らない。

酸味のある栄養ドリンクなんて以ての外!何も喉を通らなくなりました。

それでも脱水症状になるわけにもいかないし、薬ぐらいは飲まないといけないのですが、飲み込む際に喉から激痛が全身に広がり涙が出てくるほど痛いんです。

そのため食事は全くとれず、極力動かず汗をかかず体力も使わないように寝て過ごすことにしました。

4日目(2019/7/28:日曜日)


この日は1日休みだったので、朝からベットで寝て過ごすことにしました。

ですが、寝ていても喉は痛い

何も食べていなくても唾は出るんです。

激痛過ぎてゆっくり寝ているわけにもいきません。

私はガマン出来ず、6時間おきに鎮痛作用のある薬を服用して気を紛らわせました。

それでも痛みがなくなるわけではないので、なるべく体力を使わないようにとじっとして過ごさなければなりません。

本当に子どもたちと奥さんには申し訳ないと思いつつ、ベットで丸くなり1日を過ごしました。

5日目(2019/7/29:月曜日)


夜も喉の痛みで寝付けず、その度に痛み止めを飲んで耐え凌ぐ日々が続きます。

仕事は元々お休みを頂いていたので、この日も全力で休息に当てることになりました。

絶食も3日目。

喉以外の症状は落ち着いてきているので食欲はだんだんと回復してきました。

ですが、一切喉を通りそうにないのでこの日も絶食は続きました。

水分補給だけはと痛みに耐えながら水を飲んでいたんですが、ネット情報で「牛乳」が喉に優しいということで試してみたところ・・・

メガネパパ
あっ!これは優しい。

本当に牛乳は喉に優しかったんです!

喉を通る時の違和感はありますが、普通の水(ミネラルウォーター)と比べても、痛み・負担は格段に減りました。

飲めることに嬉しくて、また絶食中でお腹が空いていることもあり、一度にコップ2・3杯飲んでしまいました。

ですが空腹時に冷たい牛乳を摂取していまうと、今度はお腹への負担が・・・。

牛乳は喉に優しいですが、くれぐれも摂取する量は考えないといけなかったなーと反省しました。

6日目(2019/7/30:火曜日)

6日目になると、若干ですが喉の痛みもガマンできる程度にまで落ち着いてきました。

鎮痛作用のある薬も回数を減らし、なんとかゼリーやプリンなどの流動食を食べれるようになってきました。

そのプリンがめちゃめちゃ美味かった!

こんなに美味しいプリンは食べたことがないってくらい美味しさを味わいました。

声を出すと喉の痛みが強くなってしまうので、大きな声は出さずになるべく静かに過ごすように努めました。

7日目(2019/7/31:水曜日)


発熱から一週間。ようやく、鎮痛剤を飲まなくても過ごせるまでに回復しました!

喉の痛みはまだ多少残ってはいますが、刺激物以外ならなんとか食べれるようになりました。

ヘルパンギーナは痛みが強いですが、一週間程度でほとんど完治するくらい回復するのも早いようです。

ですが、あの喉の痛みは本当に尋常じゃないイタさでした。

大人のヘルパンギーナ・・・恐るべしです。

大人のヘルパンギーナの特徴(私の場合)

  • 急な発熱!39℃超えが2日続く
  • 今まで経験した事のないほどの喉の痛み絶食3日間の壮絶な日々
  • 夜も眠れないほどの痛み・・・ロキソニン(鎮痛作用)で凌ぐ
  • 喉に優しいのは牛乳!でも飲みすぎるとお腹が・・・。
  • 流動食ならプリンが美味しい!
  • それでも1週間でほぼ回復

夏風邪にご注意を!

薬

夏はその暑さによって体力を奪われます。

夜も寝付けなくて睡眠不足が続き、暑さによる食欲不振などによっても免疫力が低下、体調を崩しやすいんです。

そしてそんな過酷な環境下で追い討ちをかけるように風邪を引いてしまうと、本当にツライ思いをすることになります。

ですので、まずは予防する事に心がけましょう!

ヘルパンギーナや手足口病、プール熱など原因となるウイルスは夏の高温多湿のこの時期に活発になります。

そしてその感染経路でもっとも気をつけなくてはならないのが経口感染です。

冬に流行るインフルエンザは飛沫感染(咳)で広がる事でしられていますが、夏に流行る風邪は経口感染が主な感染経路になります。

経口感染を予防するにはまず手洗いうがいの徹底!そして、タオルの使い回しをしないように心がけることが大切です。

1人1枚のタオルで、1度使ったらすぐに洗濯して清潔な環境を保ちましょう!

そして、なにより子どもの間で流行する夏風邪は大人にもうつることを頭に入れておきましょう!

夏休み中は子どもたちが集まるがイベントも多いと思いますが、そんな場所では子どもだけでなく親も十分注意が必要なんです!

風邪をひいてしまうと夏を満喫できなくなるだけでなく、本当に壮絶な日々を過ごすことになります。

本当にツライので予防を徹底して、楽しい夏を過ごせるようにしましょう!

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