うちはまだ未就学児ですが、小学生のお子さんを持つパパ友・ママ友から、たまに耳を疑う事実を聞かされることがあります。
それは、小学校に上がると宿題地獄が待っているというのです。
福島市内の小学校では低学年のうちから宿題が出されるそうです。しかも、それが大量に出されるらしく、宿題が終わらなくて夜の12時近くまでやっている家庭もあるというんです。
・・・宿題が終わらない?寝るのが深夜12時!?
子供は朝7時に集団登校するとして、6時に起床が必要です。7時間の睡眠が必要なら、夜の11時には就寝してなけらばならないはずです。って事は、夜の12時まで勉強している子供たちの睡眠時間は・・・
そもそも小学生の集中力で夜の12時まで勉強に集中できているのでしょうか?残念ながらうちの子には無理です。第一、そこまで時間をかけてやることなのでしょうか?
勉強ができる子ならすぐに終わる。出来ない子はいつまで経っても出来ない。そんな内容の宿題に意味があるのでしょうか?
一律でみんなに同じ宿題を出す方が、先生にとっては都合がいいかもしれませんが、子供たちにとっては問題があるはずです。
例えば、勉強が出来る子ならもっと難しい問題に挑戦させてあげるべきです。ここまででイイと、勝手に先生が頭打ちする事は避けるべきです。
逆に勉強が出来ない子には、出来ない理由から1つずつ紐解いていく事が必要なはずです。
例えば、公式を理解出来ていない子供に計算ドリルをやれ!って宿題を出せば、それは出来なくて当たり前です。
まぁ、出来ない子供でも何回もやっていれば出来るようになるかもしれませんが、それでは時間の使い方・効率が悪すぎますよね。
それなら、計算ドリルではなく、教科書を音読させた方が理解できるかもしれません。
出来ない子には出来ない理由があるはずなので、それを解決できるように取り組むべきです。
夏休みにすべき事は宿題じゃない!
夏休みも宿題は定番です。
これも、意味があるのか甚だ疑問です。夏休みの宿題で学力が向上するとは思えません。それなら、何の為にやっているんでしょうか?
夏休みは学校が長期で休みになる子供たちにとって大切で有意義な時間になるはずです。夏にしか出来ない事やイベントも多いなか、宿題なんかに時間を取られてはやりたいことが出来なくなります。仮に勉強をしなくてはいけないならば、それこそ一人一人に合わせた内容にすべきです。ナツトモと呼ばれるドリルではなく、一人一人にあった教材に変えるぐらいはあってもいいのではないでしょうか?
親の対応はどうする?
いくら愚痴っても、宿題はなくならない。多分先生に言ったら、モンスターペアレンツ扱いされる。
でも、宿題が終わらない、やらない子供達がいても、それはその子が悪いわけではなく宿題の方に問題があるかもしれないと、親は考えてあげるべきだと思います。
貴重な夏休みです。子供たちの成長にはこれ以上ない季節・期間だと思います。学校や先生だけに任せないで、親が夏休みの宿題、過ごし方について考えてあげることが必要なんだと思います。