pickup
【SDカードの選び方】カメラで使うSDカードはこの2つをチェック
SD CARD
スポンサーリンク

どうもはじめまして。家族寫眞家のメガネパパ です。
メガネパパのプロフィールはこちらから

ミラーレスカメラや一眼レフカメラを買ったら必ず買わなくてはいけないのがSDカードです。

ビデオカメラやスマホなどとは違って、ミラーレス(一眼)カメラには内蔵されている保存領域がありません。ですので、SDカードを入れないと全く使えないんです。だから新しいカメラを買ったときは一緒にSDカードも準備しなくちゃいけません。

ただしSDカードといってもなんでも言い訳ではありません。残念なSDカードを選んでしまうと最悪データを残せないこともあります。

そこで今回は最低限抑えておきたいポイントを踏まえてミラーレス(一眼)カメラにオススメなSDカードをご紹介したいと思います。

Contents

カメラに必要なSDカードのスペックとは?

 SDカードの見方
SDカードの種類と見方

SDカードには色々な情報が書かれています。

SDカードはいろいろな用途で(機器で)使用されますが、カメラでSDカードを使う場合には絶対確認しなければならないポイントは2つです。

それは容量書き込み速度です。

容量の目安は?

カメラで写真(静止画)を撮影する場合、解像度やその圧縮形式にもよりますが1枚あたり約10MB〜50MB程度になります。

ちなみに僕が現在愛用しているSONYのα7Ⅲというカメラで、一番大きなデータ(非圧縮RAWデータ)で写真を撮ったときは1枚約50MBでした。つまり静止画(RAW)を保存するなら容量が32GBのSDカードで約600枚の撮影が可能ということです。

動画を撮影する場合もフルHD動画や4K動画(解像度)、フレームレート(fps=1秒間に何コマで撮影するか)、ビットレート(1秒間あたりのデータ量=画質)などで容量が変わってきます。高画質の4K動画(30p,100Mbps)を撮影する場合なら32GBのSDカードで約30分程度になります。

メガネパパ
静止画をRAWで残すかJPEG(圧縮)で残すかは好みだけど、撮ってからLightroomとかで編集するならRAWデータの方がおすすめだよ!そのためにSDカードの容量は大きめが必要だけどね。

 

 

静止画メインで撮影するなら32GB程度(最近は高画質になってきてるから64GBは欲しい!)でも問題ないかもしれませんが、動画も撮影する予定なら32GBでは全然足りません。撮影の途中で容量が足りなくならないように注意が必要です!

SDカードは容量によって種類分けがされていて、2GBまでが"SD"4GB〜32GBまでが"SD HC"64GB〜2TBまでを"SD XC"となっています。(カメラで使われることはないですが2TB〜128TBまでの"SD UC"という種類もあるそうです)

カメラがそのSDカードの種類に対応していないと使用できませんが、最近のほとんどのカメラは高画質大容量なので問題ないはずです!古いカメラをお使いの方は確認してから購入しましょう。

 

大は小を兼ねる(下位互換性:有)ので、大きい容量に対応しているカメラは少ない容量のSDカードも使うことが出来ますよー。自分の用途に合わせたやつを選びましょう!

 

静止画 動画 容量の目安
JPEG 16GB程度で十分
RAW 16GB〜32GB
RAW フルHD 32GB以上
JPEG/RAW(両方) 4K/高画質動画 64GB以上

書き込み速度の目安 SDスピードクラス

撮影するデータが大きければ大きいほど、SDカードに書き込むための速度が必要になります。例えば静止画1枚あたり約50MB程度で撮影したとしたら、そのデータを一瞬で書き込めるだけのスペックが必要なんです。

SDカードの転送速度(読み書き速度)はその速度の違いにより「SDスピードクラス」が決まっています。カメラで使用するなら1秒間で10MBのデータを転送出来るスペックである"CLASS 10"のものを選びましょう。

SDスピードクラス 最低保証速度
CLASS 2 2MB/秒
CLASS 4 4MB/秒
CLASS 6 6MB/秒
CLASS 10 10MB/秒

ただし、最近のカメラの性能からいうと"CLASS 10"だからといって転送速度10MB/秒程度ではスペックとしては足りなくなっています。最近のカメラはデータ量が増えているのでRAWデータで撮影する場合や、高速連写で連続して撮影、4K動画などの撮影など大量のデータを処理する必要があるからです。

書き込み速度の目安 UHS

転送速度(書き込み速度)を表している指標がもう一つあります。UHSという規格です。

これはデータのやり取りの方法(インターフェース)を表しているものでUHSⅠ〜Ⅲまであります。UHSⅠ<UHSⅡ<UHSⅢと数字が大きいほど高速でのデータのやり取りができるようになります。

インターフェース 可能な理論上の転送速度
UHS Ⅰ 104MB/秒
UHS Ⅱ 312MB/秒
UHS Ⅲ 624MB/秒

カメラ側もこれに対応していれば高速でデータの書き込みが可能になります。まずは、カメラがどのUHSまで対応しているのかを確認して下さい。ちなみに僕のα7ⅢはUHSⅡまで対応でした。

UHSも下位互換性があるのでUHS2対応ならUHS1のSDカードは問題なく使えますよー

またこのUHSには最低保証速度でUHSスピードクラスが分けられています。

UHSスピードクラス 最低保証速度
U1 10MB/秒
U3 30MB/秒

つまり最低保証速度にはSDスピードクラスとUHSスピードクラスの2つがあり、SDスピードクラスでは最高で10MB/秒まで、UHSスピードクラスでは30MB/秒まで保証してくれます。なのでなるべくならUHS規格のSDカード、それもUHSスピードクラスがU3のSDカーを使う事でより速く書き込みができるという事です!

特に連続撮影をする方や4K動画、高画質の動画を撮る方ならUHSスピードクラス U3のものは必要になってきます。

書き込み速度の目安 最高速度

スピードクラス(CLASS 10やU3)は最低速度の保証をしてくれるものですが、SDカードには最高スピードも記載されているので必ずチェックしましょう。

SDカードの表面に印字されていることが多く、「R」が読み込み速度、「W」が書き込み速度を表しています。どちらも早いほど高性能なものになりますが、特にW:書き込み速度に注目して選びましょう!

秒間に10枚もの高速撮影が出来るカメラもありますが、そういった場合には1枚50MBとして約500MB/秒の速度が必要になる計算です。

実際にはそこまでの速度が必要になることはほとんどないんですが、あまりに書き込み速度が遅いものだとそもそも高速連写ができない場合もあります。、また撮影したデータの書き込みに時間がかかり過ぎて次のシャッターチャンスでシャッターが切れず(操作できず)チャンスを逃してしまうなんてことにもなるので書き込み速度(転送速度)は最も重要なんです。

まとめ

SDカードを選ぶ際のポイントは2つです!

容量書き込み速度

静止画 動画 容量 SDスピードクラス UHSスピードクラス 最大書き込み速度
JPEG(高速連写) フルHD 16GB CLASS 10 U3(UHSⅠ) 90MB/秒
JPEG(高速連写) 4K 32GB< CLASS 10 U3(UHS Ⅰ) 90MB/秒
RAW 4K 64GB< CLASS 10 U3(UHS Ⅰ) 90MB/秒
RAW(高速連写) 4K 64GB< CLASS 10 U3(UHS Ⅱ) 300MB/秒

容量は最低でも16GBは必要!4K動画を撮るなら64GB以上は欲しいところです。

書き込み速度はスピードクラスだと最低でもCLASS 10、U3のものを選びましょう。UHSⅠ対応のカメラ転送速度(書き込み速度)は「90MB/秒」程度のものがベスト!

UHSⅡ対応のカメラは場合に転送速度(書き込み速度)が「300MB/秒」程度のものまで選ぶことができますが、僕個人としてはそこまでのスペックを必要となったことはありません。

UHSⅠとUHSⅡの使い分けとしては、RAWデータ(1枚40MB程度)で高速連写をする方の場合はUHSⅡの書き込み速度が300MB/秒のものを選ぶとその恩恵を受けられますが、そこまで高速連写する予定がない方ならUHSⅠ(書き込み速度90MB/秒)のもので十分だと思います。

このSDカードを選べば間違いなし!
容量:最低でも16GB!フルサイズ機高画素機ならそれ以上は必須です
書き込み速度:スピードクラスはUHSⅠ、速度で90MB/sは欲しいところ

最近僕が購入したやつはこれです!!海外リーテル品だからコスパも良くて64GBで2,000円以下!速度もクラスU3、W90MB/sあるので十分なスペックです。

最後に・・・

カメラのSDカード選びは意外と重要です。

ハイスペックのものはもちろんいいですが、価格もそれなりに高くなるので自分にあったのもを選びたいですよね。価格だけで選んでしまうと撮影に支障が出てくることもあるのでしっかり選んで購入してください!おすすめは海外リーテル品かな〜

スポンサーリンク

Twitterでフォローお願いします

おすすめの記事