昨日子どもに
‘しまじろうの勉強(こどもちゃれんじ)教えて!’
と頼まれたので、夕飯を食べてから一緒にやることに。
問題です!
9コのひよこシールを2つに分けます。
片方には2コのひよこシール。もう片方は何個のひよこシールになればいいしょうか?
息子
‘・・・・・・・・9コ’
私
‘えっ・・・・・’
次に手の指を使って数え始める息子。
息子
‘4と5で9!’
私
‘その4の方を2にしたら、残りはいくつ?’
息子
‘2!’
私
‘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう片方の手(5本)はどうしたの?’
息子
‘わかんない。゚(゚´Д`゚)゚。’
そんな事を1時間以上やってました。
親が子どもに勉強を教えるのは難しいと聞きますが、やってみると本当にその難しさを実感します。
何がわからないのか?
どうやって教えたらいいのか?
そして、どうしたって我が子に対しては色んな感情が入ってきてしまうので、ついついエキサイトしてしまうなんてことも・・・
数の勉強に指は使うな!
良く言われている事ですが、指を使って数を教えることの弊害を実感しました。それは、
5と10の壁がデカ過ぎる!
これはちょっと乗り越える事が出来そうにありません。
子どもの感覚では、指の数は5本なのでそれより多い数、例えば6本なら5本と1本で6本なんです。
わかりますか?6本を5本と1本に分けて認識してしまうんです。
この5本区切りでの考え方自体が間違っているってわけではありません。
ただ6本をひとつのグループと考える場合にはとても厄介な壁になるんです。
そこで結論ですが、数を教える場合は指は使うな!なんです。
子どもの興味があるものが一番!
でも指って1番身近なものですから、自然と使ってしまいそうですが、それはやめましょう。
今回の問題ではわざわざひよこシールというもので例えられていたんですが、息子にはちょっとピントきていなかったようでした。
そこで、ちょうど息子の好きなチョコレートがいくつかあったので、それで同じように問題を出してみると
私
‘この9コのチョコレートをパパとわけっこします!パパが2つならそっちはいくつ?’
息子
‘そんなの7コでしょ〜!(即答)’
私
‘・・・・・(絶句)’
子どもの理解力は、好きなものほど高いとは思っていましたがここまで違うようです。
要は、子どもは好きな物や興味がある物なら、集中力もやる気も理解力もズバ抜けて高い!って事です。
逆に、分からない事は興味がないこと、つまらないとやる気も出ない、集中力も出ないって事です。
これは、子どもだけでなく親・大人でも同じですよね。ただ、子どもは素直なので特にその傾向強いだけ。
親が出来ることは?
親なら子どもに色んなことをしてあげたくなるのは、当然だと思います。
ただ、それが子どもにとって退屈だったり、興味がないものだったりしたら、たぶんそれは無駄に終わるんだと思います。
ですが、親が子どもに面白さ・楽しさ・興味心を伝える事は出来ると思っています。
そして、それが親の役割なんだと思いました。
それさえ分かってあげれれば、高い壁があってもその横を通り過ぎる事も出来るんだと思いました。